みなさま、おはようございます。阿曽隈で御師をしております、壽(ことぶき)です。
連日、息をのむほどの猛暑が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。 阿曽隈でも今年は例年以上の暑さとなり、手塩にかけて育てていた畑のトマトが全滅してしまうという出来事がありました。力強く根を張る草木たちでさえ「もう我慢できない」と悲鳴を上げているような、過酷な夏です。
そんな厳しい日差しの中、ふと阿曽隈の入口にある参道に目をやると、一株のサルスベリ(百日紅)が、鮮やかな花を咲かせていました。
厳しい季節に咲く、命の「はじまり」
葉も干からびてしまいそうな暑さのなかで、一切の迷いもなく薄紫の花を咲かせるサルスベリの姿。それはまるで、どれほど過酷な状況であっても「いま、ここから命がはじまるのだ」と静かに主張しているようでした。
阿曽隈は、みなさまの「新しいはじまり」をそっと後押しするフィールドです。 何もかもが枯れ果ててしまったように思える瞬間や、立ち止まって動けなくなってしまうような時でも、この参道のサルスベリのように、新しい一歩を踏み出すための力は必ずあなたの中に眠っています。

豊比咩命(トヨヒメノミコト)の恵みを感じて
古来より、この地の豊かな自然と生命力を育んできたのは、豊比咩命(トヨヒメノミコト)の豊かな御神徳です。
トマトが全滅してしまったことも、サルスベリが力強く咲いたことも、すべては豊比咩命が示してくださる大自然の営みの一環なのかもしれません。命の終わりと、新しい命の芽吹き。その循環の中に身を置くことで、私たちの心もまた、洗い流されるようにリセットされ、新しく生まれ変わることができるのです。
「何かをやり直したい」 「ここからまた、歩み出したい」
そう思ったときは、ぜひ参道のサルスベリと、阿曽隈を包む豊比咩命の風に逢いにいらしてください。
日々の忙しさや暑さに心が折れそうになることもありますが、今日という一日は二度と戻らない特別な一日です。
一日一生。
この今日という日を大切に、みなさまとともに精一杯生きてまいりたいと思います。 本日もみなさまの歩みが、穏やかで光に満ちたものでありますように。
阿曽隈 御師・壽(ことぶき)

コメント